上越新幹線が脱線

2004.10.24  渡邉達朗

昨日は彼女が帰省する予定だったので東京駅に見送りに行った。17:40発Maxとき407号に乗ったのを確認し、ボサボサに伸びた髪に別れを告げるべく散髪屋に向かう。

順番を待っているといきなり強い揺れが来た。髪を切っている時にも再び大きく揺れる。「ヒゲ剃ってもらってる時でなくてよかった」などと呑気なことを考えつつ店を出ると、彼女からメールが届いていた。新幹線が止まったままで動きそうもないとのこと。

電話をかけても繋がらないのでメールで状況を確認する。何通かやりとりしているうちに恐ろしい状態なのがわかってきた。新幹線が脱線するだなんて今まで聞いたこともないし、震源地は新潟方面だという。最近集中豪雨があっただけに被害がどこまで広がるかわからない。

偶然にも彼女が乗った列車は大宮で立ち往生していたので、東京に戻ってくることができた。実家が無事であることも確認できたので本当によかったと思う。一歩間違えれば今でも新幹線の中だったろうし、最悪の場合は脱線した列車に乗り込んでいたかもしれないのだ。

今でも新潟県内は大変な状況だが、これ以上被害が拡大しないことを願ってやまない。

“上越新幹線が脱線” へのコメント

  1. mika

    ………も、ものすごいタイミングだったんですね。
    本当にご無事で何よりです。
    被災地でも復旧作業はおろか住民の方の救助も大変だとか。
    これからどんどん寒くなる時期ですし、非難されている方々が少しでも早く安心できる状態になってほしいと思っております。

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上越新幹線が脱線

2004.10.24

帰省, 新潟