御神楽少女探偵団 / 続・御神楽少女探偵団

2008.01.05  渡邉達朗

御神楽少女探偵団 続・御神楽少女探偵団

昨年末、知人にパンドラバッテリーを作成してもらい、所有しているPSPをカスタムファームウェアに差し替えたため、自作のソフトが起動できるようにした。PLAYSTATION Storeにあるゲームアーカイブスでは物足りなかったためである。

そこでまず最初にプレイしたのが「御神楽少女探偵団」と「続・御神楽少女探偵団 ~完結編~」だ。

この作品は、大正時代の日本を舞台に私立探偵・御神楽時人とその助手達が繰り広げる本格推理アドベンチャーゲームである。1998年と1999年に分けて発売されたのだが、ストーリーが完全に繋がっているので続けてプレイすることをおすすめしたい。

登場人物達がいかにもなアニメ絵で描かれおり、「少年探偵団」ではなく「少女探偵団」であることからも分かる通り、ギャルゲーっぽい印象を受けると思われるが、物語はいたって硬派である。一作目は乱歩風、二作目は横溝ばりの本格推理といった感じなので、ドロドロしたお話が好きな人には是非やってもらいたいと思う。

また、推理アドベンチャーにありがちなコマンド総当りを回避するため、推理トリガーという斬新なシステムを採用しており、現場検証や関係者の証言の際に適度な緊張感が維持されている。逆転裁判のルーツとも思える見事なシステムだ。

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御神楽少女探偵団 / 続・御神楽少女探偵団

2008.1.5

アドベンチャーゲーム