神楽坂の路地裏にあるフレンチレストラン「maison de la Bourgogne」。小さなパリとも言われているこの街で15年の長きにわたって続いている名店のひとつ。フランス、ブルゴーニュ地方出身のオーナーが「日本とフランスの文化の架け橋に」と神楽坂に店を構えたこちら。ワインはブルゴーニュ各地区より常時100種類以上を用意しており、グラスワインも多数。料理はブルゴーニュ風の定番から、世界の料理やスパイスを取り入れた創作まで多種多様だ。
天井と壁にブルゴーニュの石を使った内装は、まるでワインカーヴに入ったよう。ホールスタッフがみなフランス人ということもあり、まるでフランスの街角にいるような気分が楽しめる。
平日ランチはプリフィックスで、サラダ・スープ・メイン・パン・ドリンクのセットが1,000円とリーズナブル。今日の肉料理は豚ホホ肉のコンフィ、小豆のピューレ。魚料理は本日の鮮魚、サフランライス。+350円で追加できるデザートはメレンゲ、苺のムース添えだった。色鮮やかなミントの効いたスープも美味しかったが、サフランライスと鯛の組み合わせが絶品。
明るくて開放的なテラス席はすこぶる気持ちがよく、スタッフの朗らかな対応も楽しくて、ついつい長居してしまった。