ウィッシュルーム 天使の記憶

2007.02.03  渡邉達朗

ウィッシュルーム 天使の記憶

舞台は1979年のロサンゼルス郊外。元刑事で現在はセールスマンのカイル・ハイドは失踪した元同僚ブラッドリーを捜していた。年の瀬の迫ったある日、仕事の依頼で訪れたのは荒野に建つ一軒の寂れたホテル。カイルが泊まろうとしたその部屋こそ、願いがかなう部屋と噂される部屋だった。

「ウィッシュルーム 天使の記憶」はCINGが開発し、2007年1月25日に任天堂より発売されたニンテンドーDS用アドベンチャーゲーム。本作の特徴としてはゲームクリアの目的が同ジャンルによく見られる殺人事件の解決ではなく、登場人物の過去や謎に関する事柄を解明していく事であり、またそれが同時に物語進行の主軸となっている。

操作感は良好で、タッチペンを使ったギミックだけでなく、ニンテンドーDS本体のカタチを活かした謎解きは意表をつかれた。鉛筆画のような独特のイラストも物語に合っており好印象。落ち着いた雰囲気のBGMも素晴らしく、ハードボイルド小説を読んでいるような気分にさせられる。CINGの次回作が楽しみだ。

“ウィッシュルーム 天使の記憶” へのコメント

  1. のしこ

    わたしもクリア!おもしろかったなー。
    10回くらい追い出されたけど。。。

  2. カイル・ハイド

    アイリスの封筒どこにあるんでしょうか?
    教えてください!

  3. tatzuro

    用具室のゴミ箱にあったような……。

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ウィッシュルーム 天使の記憶

2007.2.3

アドベンチャーゲーム