MacBook Air

2010.10.26  渡邉達朗

長距離移動が頻繁にある自分にとって、軽くて持ち運びの楽な「MacBook Air」はずっと欲しかったのだが、かなり高価ということもありなかなか踏ん切りがつかずにいた。そんな中、10月21日に発表された新モデルは、今の自分にとって最適なモバイル環境だったので、即座にApple Storeでカスタマイズ注文した。

カスタムオーダー内容は、MacBook Air 11.6インチ、1.6GHz Intel Core 2 Duo、4GB 1066MHz DDR3 SDRAM、128GBフラッシュストレージというもの。小さく、軽く、できるだけ快適にというコンセプトだ。

発売日当日にオーダーしたものの、実際に届くまでの待ち遠しさたるや、かなりのものだった。というのも、この新型「MacBook Air」は、Appleの新OS「Mac OS X Lion」と同時発表だったり、iPhoneやiPadでの経験を活かした戦略的なゼロスピンドルモデルだったり、Flash非搭載だったりと、デザイン性の高さ以外の点でも脚光を浴び、話題に上らない日が無かったからだ。我慢できず、Apple Premium Reseller KICHIJOJI STOREにちょっと触りに行ったら、余計早く欲しくなってしまった。

10月26日にようやく到着した「MacBook Air」の箱は小さく、相変わらず気が利いたパッケージだった。開けるとまず、シルバーの美しい本体が顔を出す。アルミニウム製ユニボディ構造の本体は、A4より少し幅が小さいくらいで極めて薄い。重量1.06kgというカタログスペックはもちろん知っていたが、実際に持ってみると、本体の剛性感と相まってより軽く感じた。日本人の所有欲を強く刺激する物体だと思う。

ノートパソコンの中に回転する物体が無いということは大きな意味を持つ。熱が出にくいので放熱用のスリットも不要になり、デザインはより洗練される。また、落下などの衝撃に対する耐性も、ハードディスクなどを内蔵している場合と比べると優れているだろう。そして何より、動作が極めて高速だ。ストレージとメモリのアクセス速度差が無くなればなくなるほど、使用時の快適性は高まっていく。

これから「Boot Camp」を利用して「Windows 7」を入れ、仕事でも使えるように環境を整えることになるが、Windows側でどの程度のパフォーマンスを発揮するのかが楽しみだ。ちなみに、「MacBook Air」で「Windows 7」をインストールする場合、「MacBook Air SuperDrive」が必要なので併せて購入した。これも以前と比べて半額くらいに値段が下がっていて助かった。円高様様だ。

これまで使っていた白MacBookは「Apple Store下取りサービス」で引き取ってもらう予定。長い間一緒に旅してくれてありがとう!

http://www.apple.com/jp/macbookair/

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2010.10.26

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