神楽坂 龍朋

2015.04.20  渡邉達朗

神楽坂「龍朋(りゅうほう)」
神楽坂というとビストロとか洒落た飲食店のある街というイメージが強いのだが、ここで働く人々がいつもそんなお店に行っているわけもなく、そんな僕らを温かく迎えてくれるお店もたくさんある。神楽坂駅・矢来口の近くにある「龍朋」もそんなお店の一つ。ここの炒飯はたまに無性に食べたくなる中毒性のある逸品で、神楽坂におけるソウルフードと言っても過言ではないだろう。

神楽坂「龍朋(りゅうほう)」
「龍朋」といえばチャーハンが絶品だが、ラーメンも美味い。混んでいる時は相席になるのもご愛敬。町の中華屋さんならではの素敵な味だ。

龍朋
回鍋肉も美味しいのでおすすめ。八丁味噌をベースに甜麺醤、豆板醤などを混ぜ合わせた特製味噌ダレは白飯と相性抜群。濃厚で甘辛い豚肉の旨みとキャベツのシャキシャキ感がたまらない。

神楽坂「龍朋(りゅうほう)
暑い日は夏季限定の「冷中華」がおすすめ。なんといっても目に留まるのは一反もめんのような極太錦糸卵。忙しくて細かく切れないからいつの間にかこうなったとか。卵のインパクトに隠れているが、厚切りチャーシューもたっぷり入っており食べ応えも十分。ワイルドな盛り付けに目が行きがちだが、昭和の冷やし中華そのままという懐かしのタレもたまらない美味さだった。

神楽坂「龍朋(りゅうほう)
冬季限定の「生姜ラーメン」は、千切り生姜とおろし生姜がたっぷりで寒い日におすすめ。塩ラーメンのあっさりしたスープに、生姜の爽やかな風味がいいアクセントになっている。お腹の中からじわっと暖まってくるので風邪にも効きそう。生姜好きにはたまらない一杯だ。

コメントをどうぞ

CAPTCHA


神楽坂 龍朋

2015.4.20

ラーメン, 神楽坂