三鷹駅から久しぶりに玉川上水沿いの道を散歩しつつ、ジブリ美術館へ向かう。
「三鷹の森ジブリ美術館」に到着。今年5月から2カ月かけて大規模な全館改修工事を行っており、宮崎駿監督がこだわっていた外壁や展示室なども塗り直され、15年前の開館当時の色合いが復活している。
ジブリ美術館地下1階のテラスには、恒例のクリスマスツリーが登場していた。
まずはお目当てのカフェ「麦わらぼうし」へ。前回はそれほど並んでいなかったのに、今回は行列の伸びがすごい。寒い冬に負けないよう彩りと温かみのある新メニューがたくさん用意されており、何を頼むか迷ってしまう。
最初に運ばれてきたのは新メニューの「色とりどりなフィッシュサンド」。ニシンのフィッシュフライをメインに、あざやかな彩りのサンドイッチに仕上げている。フライの衣には3種類の香草を入れてあり、蒸したじゃがいもを入れた特製タルタルソースはニシンのフライと相性抜群。
サンドイッチには「畑のポタージュ」がよく合う。
同じく新メニューの「麦わらぼうしのオムライス」も美味しい。雑穀ごはん、つくば鶏のモモ肉、玉ねぎ、マッシュルーム、ピーマンをケチャップで炒めたチキンライスの上に、平飼い卵の薄焼きをかぶせ、ケチャップで飾り付けしてある。
「ふぞろいイチゴのショートケーキ」は、たくさん並んだ不揃いのイチゴたちが相変わらず素敵。しっとりしたスポンジと、たっぷりの生クリームが嬉しい一品だ。
カフェ「麦わらぼうし」に来たら絶対頼むのが、「ふわふわミルク入りコーヒー」。濃厚なオーガニックコーヒーに、ふわふわのミルクが注がれている。ミルクの上に描かれている麦わらぼうしもいい。
屋上のロボット兵に挨拶。
男はいくつになっても、こういうものに弱い。
こういうのにも大変弱い。
屋上の見張りロボットに別れを告げ、ジブリ美術館を後にする。
今回のお土産はジブリ美術館オリジナル「トトロ はりこーシカ」。伝統的な民芸品である張り子のマトリョーシカで、大トトロのおなかから次々と小さなトトロが出てくるのが楽しい。和紙をていねいに張るところから、筆の線一本まで手作りされた逸品で、縁起担ぎの品としてもよさそうだ。