近所すぎて逆に利用しないホテルというのはよくあるもので。自分にとっては「中野サンプラザ」もそんな場所の一つ。1973年開館。地上21階、地下2階の白い三角の特徴的な形をしたビル。2000人規模のホールがアーティストの登竜門的な役割を担ってきたことで有名。
16階から19階の高層階はホテルになっており、素晴らしい眺望を楽しめる。
今回は全国旅行支援を利用することで通常料金の1/3で宿泊することができた。屋上庭園を眺める風情ある和室は都会の喧騒から隔離されたくつろぎの空間。中野にいるのを忘れ、しばし旅先で旅館にいる気分を味わう。
夕食は最上階にある日本料理「なかの」で天ぷら御膳をいただいた。ずっと気になっていた場所なので、来年7月の閉館前に滞在できて本当によかった。