
 
 富山で一人暮らしの父に楽しんでもらいたくて始めた年末恒例の温泉旅行。今年は日本三大名泉の一つ「草津温泉」へ招待することにした。

 最初の宿は明治10年創業、草津温泉の中心・湯畑にある老舗旅館「奈良屋」。

 
 源頼朝が発見したといわれる最古の源泉「白旗源泉」を掛け流しで楽しめる。温泉を熟知する職人「湯守」が仕上げたなめらかな湯はとても素晴らしく父も大喜び。

 部屋はゆったりとしたデザイナーズルーム「泉游亭」にしたので3人でも快適。

 
 
 夕食は個室で上州牛のすき焼きなど群馬の旬の食材をいただく。

 
 寿司職人が個室を訪れて好きなネタを握ってくれる「寿司Bar」が最高で食べすぎた。

 
 
 
 草津温泉の中心街をあらかた散策したので、今日は富岡製糸場や八ッ場ダムまで足を伸ばす。

 たっぷり観光してたどり着いたのは、十返舎一九など数々の文人に愛された「草津温泉 望雲」。

 慶長四年創業の老舗宿だが館内は驚くほど綺麗。今回予約した雲松庵の和室は広々としておりとても居心地がいい。

 
 ふたつの源泉を引いた6つのお風呂は効能豊かな草津の名湯を思う存分堪能できる。

 
 
 
 
 夕食はぷるぷるコラーゲン湯葉鍋や、やわらか和牛ステーキなど旬の素材を活かした和食膳。本当に久しぶりの部屋食で、親父と二人心置きなく楽しむことができてすごく嬉しかった。
 
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
 