The West Wing

2005.09.17  渡邉達朗

ザ・ホワイトハウス

「The West Wing」はホワイトハウスを舞台に大統領と彼を支えるスタッフたちの多忙な日常を描くTVドラマ。邦題は「ザ・ホワイトハウス」。エミー賞史上、多くの記録を樹立したテレビドラマとして知られる。最高という言葉以外思いつかないくらい、素晴らしい脚本・俳優に恵まれた作品だと思う。夢中になって観ているうちに、あっという間に第1シーズンが終わってしまった。

ザ・ホワイトハウス

第2シーズンは第1シーズン最終回の大統領狙撃という衝撃的なエンディングに続く形で幕を開けた。今回も様々な問題が勃発し、バートレット大統領はどんどん追い込まれ、最終回では第1シーズンを上回る衝撃的な事件が起きる。相変わらず無駄と思えるエピソードのない、素晴らしいドラマだ。最終回の大統領がとても人間くさかったのも素敵だった。

ザ・ホワイトハウス

第2シーズンとの間に911事件が起こったため、これまでとやや雰囲気が異なり、シリアスな展開がぐっと増えている第3シーズン。いよいよバートレット大統領の再選に向けて動き出したホワイトハウススタッフ。しかしそんなスタッフの前に次から次へと難問が押し寄せる。新たに加わったスタッフとの確執や、大統領の病歴詐称対応など、相変わらず見どころが多い。

本シーズンで特にいい味を出しているのが、ジョン・スペンサー演じる冷酷な首席補佐官のレオ・マクガリーと、アリソン・ジャニー演じる広報官のCJ・クレッグ。絶妙な台本、息つかせないテンポのよさ、3作連続でエミー賞のベスト・ドラマ賞を受賞しているのも納得のクオリティだ。

ザ・ホワイトハウス

第4シーズンはアーロン・ソーキンとのトーマス・シュラムが関わった最後のシーズン。サムの出番が減るのに伴い、新メンバーが数名登場する。スピーチライターに焦点を当てた話が多かったせいか、ウィル・ベイリーには好感が持てた。今後の活躍に期待したい。

暗殺事件がずっと尾をひいているために重い話が多いのだが、その中で3人組が放浪するのと、部長に子供が生まれるエピソードはとても微笑ましかった。

最終二話はまさに激動といった感じで、続きが非常に気になる終わり方をしている。第5シーズン以降は米国では人気がないので、日本語版でのリリースが危ぶまれているようだが、ぜひ発売してほしいと思う。

“The West Wing” へのコメント

  1. y@ma moto

    はじめまして。
    y@mamotoと申します。今日続きの第2シーズンが発売となりましたね。私も早速見ています。まだまだおもしろいのでお勧めです。

  2. tatzuro

    コメントありがとうございます。
    あの続きが観られると思うともうたまらんですよ。
    この調子でどんどんリリースしてほしいなぁ。

  3. y@ma moto

    そうですね。Constantにリリースしてくれると良いですね。
    でも、観出すと止められなくなっちゃうので
    注意が必要かも知れません。

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2005.9.17

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