「日本橋海鮮丼 つじ半」は、大好きな人気つけ麺店「めん徳 二代目 つじ田」の辻田店主と、人気天丼店「日本橋天丼 金子半之助」の金子店主が共同で立ち上げた海鮮丼のお店。その「つじ半」の神楽坂店が最近オープンした。
メニューはシンプルに「ぜいたく丼」の梅、竹、松、特上の4種類のみ。最初に提供されたのは黄身醤油とワラサのお刺身。厚く切られたワラサは胡麻だれとともにいただき、お刺身を2枚ほど残して後の鯛茶漬けに残しておくのがこちらの作法のようだ。
うず高く盛られたド迫力の「ぜいたく丼」は、生まぐろ、中落ちのねっとり系の旨みに加え、いか、つぶ貝、みる貝、ボタン海老のプリッとした食感がたまらない。ご飯にかけられたゴマの香りや数の子のコリコリ感も相性抜群。
こちらではお店の人に声をかけると鯛の出し汁をかけてくれるのだが、残しておいたお刺身をのせていただく鯛茶漬けは出汁が絶品で思わず頬が緩む。身体もあったまり、とても美味しかった。