「ラブライブ!サンシャイン!!」の聖地として多くの人が訪れるようになった伊豆の玄関口・沼津。
沼津駅南口にはコラボカフェ「SUN! SUN! サンシャインCafe」もオープンし人気を集めている。今日頼んだのはイタリアンアイスケーキと和が融合した「国木田花丸の誕生日プレート」。みたらし団子・おはぎ・柚子ロールケーキを誕生日プレートにしたもので、特製ブロマイドもつく甘い一皿だった。
熱海港からジェット船に乗り伊豆大島へ。
船は伊豆大島の岡田港に到着。最近建てられたと思われる待合所が恐ろしく綺麗で驚く。ここからバスに乗り、宿のある元町港へ向かう。
伊豆大島の西側に位置する元町港に到着。
風がかなり強く波も荒れており、ジェット船がこちらに着岸できなかったのも納得だった。
伊豆大島で一夜を過ごすのは最近出来たばかりの「BookTeaBed IZUOSHIMA」。元町港から約300m、ビーチまで徒歩3分の好立地。
一階にカフェバーのあるお洒落な宿で、本に囲まれてリラックスできるのが特徴。基本素泊まりなのでリーズナブルなのも嬉しい。
夕食は元町港から近い「寿し光」へ。予約せずに伺ったのだが、短時間ならと入れていただけた。今回いただいたのは、地魚にぎりや島唐辛子コロッケなどおすすめメニューが楽しめる「寿し光定食」。なんといっても看板メニューの「べっこう寿司」が絶品。伊豆大島名物を満喫できて嬉しかった。
夜は伊豆大島椿まつり「夜まつり」に参加。あんこ娘もよかったが、一番印象に残ったのは大島御神火太鼓保存会の披露。小さい頃から長年続けていた女の子が高校卒業と同時に島を出るため、今夜が最後の出演になるという。彼女のために用意された一人だけのステージは心を強く打つものがあった。
伊豆大島で迎えた朝はとても爽やか。ホテルの部屋からは元町港の様子がよく見える。
港まで散歩に出かけると、富士山が綺麗に見えて嬉しくなった。
一夜を過ごした「BookTeaBed IZUOSHIMA」でモーニングをいただく。伊豆大島らしい朝食ではないが、焼きたてのハムチーズホットサンドと淹れたての珈琲は落ち着く。コーヒー豆自体の甘さも強く感じられて美味しかった。
伊豆大島の東部にある「都立大島公園」は総面積327haの都立公園。園内には動物園、椿資料館、椿園、植物園、海岸線遊歩道、キャンプ施設がある。東京ドームの約1.5倍の広さがあり、国内最大規模の椿園は特に有名。園内には園芸品種約450種3,700本と、自生種のヤブツバキ約5,000本が咲き誇っていた。
2011年にリューアルオープンした都立大島公園の「椿資料館」は椿に関する資料を多数展示。
「椿まつり」期間中は椿温室も開放されており、美しい鉢植えも見ることができた。
都立大島公園の椿園を見終わったところで強い雨が降りだした。今回の旅も予定通り見て回れたのは晴れ女の奥さんのおかげだと思う。バスまで時間があったので、椿資料館の売店でラーメンをいただいた。こういう何気ない醤油ラーメンに胡椒をたっぷりかけて食べるのは格別に美味しく感じる。
あっという間に東京へ戻る時間がやってきた。伊豆大島からの帰りは東海汽船の大型客船「さるびあ丸」。1992年の就航以来多くの人を運んできたが、2020年7月の後継船就航が発表されており、まもなく引退するそうだ。奮発した特1等室は居心地抜群。立ち寄った横浜港の眺めも素晴らしかった。