週末は富山へ。年末年始は長野の温泉宿に父を呼んで一緒に過ごしたので、帰省するのは結構久しぶり。実家の手伝いもたまっていそうだ。
富山に帰省する際、車中のお供に「牛肉弁当」をよく買い求める。創業明治28年、牛肉佃煮の元祖「浅草今半」は黒毛和牛すき焼・しゃぶしゃぶの専門店。東京駅のグランスタにあるお店で販売されている作りたては本当に美味しい。車窓の風景を眺めながらいただくアツアツの牛肉弁当は最高だ。
富山駅に到着すると、ポカポカ陽気で大変気持ちがいい。来月で北陸新幹線開業5周年を迎えるなんて、月日の流れは本当に早いものだ。「きときと市場 とやマルシェ」などに立ち寄り、親父に頼まれたものを購入した。
親父と「ブラタモリ」三陸リアス編を観ながら、富山駅で買ってきた芝寿しの弁当を食べていると、実家に帰ってきたなぁとしみじみ感じる。
今日は母の月命日。うちでは毎月住職に来てもらってお経を唱えてもらう月参りをお願いしている。なかなか帰省のタイミングが合わなかったのだが、久しぶりに同席して手を合わせることが出来てよかった。
富山で迎えた2日目は時折り強い雨の降るあいにくの天気。親父が車を運転できないぶん、今日もホームセンターやスーパーを回って大量にまとめ買いする。
親父にマスクを買ってあげたかったが、どこも売り切れていて買えなかった。富山でマスクしている人はほとんど見かけないのだが、それでも足りていないようだ。
スーパーで即席麺コーナーを通った際、W(西日本向け)の文字が入った「どん兵衛」を見かけ我慢できずに購入。親父と買ってきた寿司と一緒にいただく。つゆの色が薄い時点でもう嬉しい。昆布だしの風味がたまらなく美味しかった。
亡くなった母は、何かいいことがあるとすき焼きを作ってくれる人だった。その影響かどうかは分からないが、今夜も親父の希望ですき焼きを作った。一緒にビールを飲んでると、時間を工面して帰ってきて良かったなと思う。
3日目の富山は強い風が吹く荒れた空模様。父とまったりテレビを見ていたら、あっという間に東京へ戻る時間となった。名残惜しいが、親父に別れを告げ実家を出発。富山駅へ向かう。
富山城のあたりまで来ると急速に天気が回復し、爽やかな陽射しがさすようになった。
昼は富山駅近くにある「ラーメン一心」へ。天然素材と完全無化学調味料にこだわっており、大好きな店だ。瀬戸内の最高級煮干しで取ったスープがとても美味しくて、富山ブラックが苦手な自分には嬉しい。半熟玉子を専用タレにつけて2日間寝かせた煮玉子も絶品だった。
北陸新幹線「はくたか」568号に乗り、一路東京へ。