一泊二日で箱根へ。行きは小田急ロマンスカー「スーパーはこね21号」に乗車。展望席の最前列に座れたので非常に楽しめた。
箱根湯本駅に到着。
喉が渇いたので、駅ナカにあるベーカリー&デリカテッセン「箱根カフェ」へ。ホームの様子を眺めながら珈琲が飲めるのは結構おもしろい。
ぶらぶら歩きながらホテルに向かう。
江戸時代までは白山権現と呼ばれ、温泉の守護神として崇められてきた「白山稲荷神社」に立ち寄る。
宿泊先に選んだのは、箱根湯本の温泉街を見下ろす高台に建っている「あうら橘」。露天風呂付き客室もまだ新しい感じがしてよかったが、屋上スカイテラス併設の貸切露天風呂が解放感・眺望ともに素晴らしかった。
「あうら橘」風の舘ダイニングでの夕食は実に豪華。
鮪、平目、つぶ貝などのお造り。
こだわりの一品という自家製蒸し蒲鉾。
あわびと煎餅のすいとん鍋。鰻まで入っている。
茄子のムース。
締めのデザートまで美しい。
朝食は夕食と同じ場所で、こちらもボリュームたっぷり。美しいテーブルセッティングにしばし見惚れる。
漬物が9種類もあるのが珍しい。
鯵の開きや温かい汁物など、とてもバランスのよい朝食だった。
お腹もいっぱいになったので、箱根湯本温泉郷の散策を開始。
箱根神社・九頭龍神社の唯一の分宮である「玉簾神社」。
玉簾(たまだれ)の滝。流れ落ちる清水が「たますだれ」のように細かく美しいことから、この名で呼ばれるようになったとのこと。
歌人・与謝野晶子も「山荘へ 玉簾の瀧流れ入り 客房の灯をもてあそぶかな」と歌に残している。
画廊喫茶ユトリロに立ち寄り、しばし休憩。
箱根登山ケーブルカーに乗車し箱根美術館へ。
茶室「真和亭」。
東京・上野毛にあった住居「富士見亭」を移築したもの。
苔の種類の多さでは日本一と言われている庭園「苔庭」。
巨岩による石組みと渓流を中心とする庭園「石楽園」。土日祝だけ特別公開されている。
箱根美術館本館に向かう階段の両脇には竹庭が広がっていた。
岡田茂吉の設計に基づいて建設された本館。中国風の青瓦が用いられている。
美術館から出たあと、すぐそばにあるカフェレストラン「旬幸」にて昼食をいただいた。
ふたたびケーブルカーに乗り箱根湯本駅へ。
帰りは小田急ロマンスカー「VSE はこね38号」で新宿へ。