東京駅は帰省する人ですごい混雑だった。浅草今半の行列が長すぎて、いつもの弁当が買えず残念。これから臨時列車のMaxときに乗り富山へ向かう。
越後湯沢を通過。トンネルを抜けると、急に雪が増える。
今回、はくたかの指定席が取れなかったので、長岡乗り換えで特急北越を利用することにした。北越で富山に帰省するのは、これが最後だろう。
車窓の風景。どんより。
日本海も荒れている。
富山駅に到着。北陸新幹線開業に向け、工事もいよいよ最終段階という感じ。
「2015.3.13 LAST RUN ありがとう 特急はくたか・北越」という、たまらなくグッとくるポスターが。本当に今までありがとう。
きときと君が、北陸新幹線開業まであと74日と申しております。
大晦日の富山は終日雨の予報で憂鬱だったのだが、親父と買い物に出かけたところ、途中から見事に晴れてくれて助かった。
実家にはマスターキートンが全巻置いてあり、飽きずに何度も読み返している。好きなエピソードを5つだけ挙げるなら、砂漠のカーリマンは別格として、シャトーラジョンシュ1944、屋根の下の巴里、赤い風、アザミの紋章、臆病者の島あたりだろうか。
時に、西暦2015年。親父と御節をつまみながら、テレビで新春しゃべくり寄席を見ていると、正月なんだという実感がわいてきた。
夜はやっぱりすき焼き。親父が買ってくれた肉が美味かった。
気がつけば、もう東京に戻る日。天気予報は暴風雪だったので心配していたが、実家を出る頃には晴れてくれた。降り積もった雪を眺めつつ、バスに乗り富山駅に向かう。
雪の富山城。
富山駅も雪に覆われている。
「マリエとやま」に来てみたら、いつも食べてるラーメン屋がリニューアルオープンのため閉店していた。富山駅新幹線高架下にもショッピングセンター「きときと市場 とやマルシェ」をオープンするようで、富山駅周辺も春にはずいぶん様変わりしそうだ。
特急はくたかに乗るのも、これが最後かな。
完璧な組み合わせ。
はくたかが遅延し乗り継ぎが心配だったが、雪に埋没した虫川大杉駅でうまく調整し、予定どおりの新幹線に乗ることができた。ほくほく線は全体の3分の2が単線トンネルでトラブルも多かったが、これから利用しなくなると思うと寂しいものだ。