2013年に世界遺産に登録されて以来、多くの登山者が訪れる富士山。富士スバルラインの最終五合目は別名「天地の境」とも呼ばれ、ここを境に富士山の植物群は大きく2つに分けられている。

天気が良ければ、眼下に雲海、見上げれば雄大な富士山頂と、まさに「天地の境」といった風景を楽しめたはずだが、あいにくの天気で叶わなかったのは残念だ。

937年に創建された「冨士山小御嶽神社」は富士山大社とも呼ばれ、木花咲耶姫の姉である磐長姫命を祀っている。木花咲耶姫と言えば富士山本宮浅間大社の祭神として有名だが、この醜い姉と美しい妹については諸説あるようで興味深い。

「フジヤマテラス」でも残念ながら悪天候により富士山を眺めることはできなかったが、富士山周辺の食材を中心とした80種以上の料理や、シェフが目の前で調理するパフォーマンスカウンターなど、ランチビッフェを楽しむことができた。

富士急ハイランドに移動し「リサとガスパールタウン」を散策。

滝のような雨の中、楽しそうなリサとガスパール。

原作者ゲオルグの再現アトリエがかっこよかった。

続いて「フジヤマミュージアム」へ。

富士急行株式会社が創立75周年記念事業として、公益財団法人堀内浩庵会と共同で建設したフジヤマミュージアムは、両法人が40年に亘り収集した富士山の絵画を展示している。

フジヤマミュージアムでは、リサとガスパールの貴重な原画も展示されていた。

最後に山梨名物のぶどうやワインを満喫し、一路東京へ。天候には恵まれなかったが、楽しい一日だった。