神楽坂通りに佇む「想いの木」は、上質なインド料理を味わえる隠れ家的なレストラン。本場最高級ホテル出身シェフが調理する素材には自家製野菜や米を積極的に使用。
土壁に書が飾られていたり、器に美濃焼きが使われていたりと、扉の奥には落ち着いた和の空間が広がっている。
いつも頼むのは2種類のカレーとハーフナンとハーフサフランライスをいただける「木への想い」。カレーは日替わりの3種類から選べるようになっており、辛さも選ぶことができる。備長炭で焼き上げた香ばしいお肉を濃厚でリッチなトマトソースに組み合わせた「バターチキンカリー」は絶品。
「四季の野菜カリー」は自家挽き香辛料の香ばしいかほりを効かせたソースに、福岡産自家製オクラ・長ナス・ピーマン、魚沼・みずの実、京野菜・万願寺甘唐辛子、北海道・カボチャなどが入った北インドカリー。「シェフの賄いチキンカリー」は国産骨付きチキンが入った家庭的な味で、ガラムマサラの奥深く複雑なソースが味わい深い。ハーフサイズのかわいらしいナンや、炊き立てのサフランライス、毎週変わるフルーツラッシーも相変わらず美味しかった。