週末は富山へ。行きは北陸新幹線「かがやき」509号。東京駅は相変わらず多くの人でごった返している。親父が饅頭を食いたいと言っていたので、「銀座甘楽」で豆大福やよもぎ饅頭などを購入した。

富山に帰省する際、車中のお供によく買い求めるのが浅草今半の牛肉弁当。東京駅のグランスタにあるお店で販売されている作りたては本当に美味しい。車窓の風景を眺めながらいただく牛肉弁当は最高だ。

富山駅に到着。空は曇っており気温も低い。「きときと市場 とやマルシェ」に立ち寄り、親父に頼まれた食料などを買い込む。

実家に着いたので荷物を解き、親父とチューリップテレビを観ながら団子を頬張る。最近ずっと天気が悪かったが、今日は久しぶりに晴れたのだそうだ。

晩ごはんは、芝寿しが金沢駅と富山駅だけで販売している「かがやき御膳」。のどぐろやズワイ蟹の棒寿し、笹寿司に治部煮、加賀れんこん梅肉など、金沢の郷土料理や石川の名産品がふんだんに詰め込まれている。ブラタモリの鹿児島回を観ながら、父と楽しい時間を過ごすことができた。

富山での二日目は親父といつもの買い出しへ。雨が降ったりやんだりの微妙な天気だったので、必要な買い物が終わったら早めに帰ることにした。

晩ごはんはいつものように、親父の希望ですき焼きを作って二人で食べた。一緒にビールを飲んでると、時間を工面して帰ってきて良かったなと思う。

実家に帰省した際の密かな楽しみは、書庫に溜め込んだ漫画コレクションから好きな作品を選んで読み返すこと。今夜は「パイナップルARMY」を読むことにしよう。

三日目の富山は爽やかな青空が広がる快晴。親父とまったりテレビを観ていたら東京へ戻る時間となった。別れを惜しみつつ、実家を後にする。

富山城の前を通過。

今日は富山大学でなにかイベントがあったようで、バスが東京の満員電車のような混み具合になり驚いたが、ほぼ定刻どおり富山駅に到着した。

富山駅近くにある「ラーメン一心」は天然素材と完全無化学調味料にこだわっている人気店。瀬戸内の最高級煮干しで取ったスープがとても美味しくて、富山ブラックが苦手な自分には嬉しい。橙の絞汁を隠し味に、あっさりとした中にも煮干しの奥深い味が後から追いかけてくる。半熟玉子を専用タレにつけて2日間寝かせた煮玉子も絶品だった。

北陸新幹線「はくたか」568号に乗り、一路東京へ。今回の富山帰省もあっという間だった。