石畳が風情を感じさせる神楽坂・兵庫横丁に佇む「料理屋 としまや」は、和洋折衷の隠れ家創作料理店。「自然派ワインと和食」をテーマに、和食・フレンチでそれぞれ15年のキャリアを持つ店主が織り成す「新和食」を楽しめる。
ランチは「和食屋が作る和風パスタ」をテーマに、もちもちの生パスタを用意。丁寧に魚介からとった出汁をベースに、季節ごとに変わる和の食材の組み合わせはここでしか味わえない。
本日は「ズワイガニのトマトクリームソース」を本日のスープ、十種野菜のサラダ、ドリンクとセットで注文。出汁が効いたスープや野菜がふんだんに使われたサラダも素晴らしいが、何よりモチモチの生パスタが美味。通常パスタは130gだが、物足りない方向けに大盛り無料サービスも提供されているのが嬉しい。ズワイガニのクリームソースと生パスタの組み合わせが絶品で、大盛りをあっという間に完食してしまった。
同僚が頼んだ「釜あげパスタ」や「ポルチーニと栗のクリームソースパスタ」もすごく美味しかったようだ。スタッフの方の対応もとても丁寧で、また来たいと思える素晴らしい料理屋だった。
2018年末は高校時代の友人たちとささやかな忘年会を「料理屋としまや」で開催した。
和の料理、洋の料理に合うスタイリッシュな器で提供されるのが楽しいこちら。赤い彩りが美しい刺身「戻り鰹とビーツのおろし和え」はさっぱりした味わいがとても上品で美味。
「黒豚と百合根のメンチカツ」は通常2ケなのを3人用にアレンジしてくださる心遣いが嬉しい。
日本酒が飲みたくなるような濃厚な味わいの「和牛すじ煮込み 味噌仕立て」は白ワインとも相性がよく驚いた。
「寒ダラと白子の山椒酢煮」は山椒の香りが素晴らしいアクセントになっている。
としまやのパスタは絶対友人に食べてもらいたかったので「ズワイガニのトマトクリームソース」を注文。ここの生パスタはお気に入りでよくランチでいただくのだが、友人たちにも喜んでもらえて嬉しかった。
炭火焼メニューからは「秋田県産和牛 いちぼ」を選択。A5ランクの牛肉はジューシーで間違いのない美味さ。
締めに「鰤のゆう庵焼 土鍋飯」をみんなで取り分けていただく。赤出汁とともにいただく土鍋飯は絶品。友人の笑顔に囲まれて過ごす神楽坂の夜は最高に楽しかった。