神楽坂毘沙門天・善国寺からほど近い路地裏で「酒亭 かけそば かずまる田」が本日オープンした。場所や店主は「かずまちゃんラーメン」と同じ村上司馬氏。夜は「ちょい干し てっ平」という居酒屋になる。最初の1ヶ月は11:30から13:00までのお昼営業を月曜、火曜、水曜、土曜で行うとのこと。日曜も不定期だが営業する予定があるそうで、金曜のお昼は通常どおり「かずまちゃんラーメン」になるようだ。
お品書きはシンプルに「かけそば」のみという潔さで、かずまちゃんや中華そばまる田にはない副菜も用意されている。北海道産アロマレッドを使った「人参のきんぴら」や、熊本県の大長ナスを使用した「茄子の揚げびたし」など種類豊富。今日いただいたなかでは愛媛県産の真鯛を使った「真鯛の胡麻だれ和え」が絶品だった。
塩と油を使わず、素材から引き出した塩味と旨味、無添加でいかに美味しく食べられるかを追及した結果生まれたこちらの「かけそば」。
食材は全て国産に拘って使用しており、時間と温度にこだわって引いたそのお出汁は穏やかな香りと上品な味わいになっている。移転してしまった「ふくぼく」の澄まし麺が好きだった方などには特に響くと思うので、興味のある方はぜひ足を運んでいただきたい。