創業1701年。越後一の宮・彌彦神社の門前に宿を構えて約320年。「四季の宿 みのや」は弥彦の地で江戸時代から旅人に寄り添ってきた。市場の競り権を保有する数少ない宿で、料理長が旬な食材を生かした料理を提供。最上階にある展望露天風呂からは四季折々の弥彦山の眺望も楽しめる。
今回宿泊した「四照花」は2023年4月にリニューアルされた源泉露天風呂付客室。飾り障子など大正浪漫の香り漂うモダンな部屋はとても広くて居心地がいい。シモンズ社製のベッドは快適で、早朝に入る信楽焼の源泉露天風呂も最高だった。
夕食は四照花宿泊客限定の会席料理を料亭「花参道」にていただく。のど黒の藻塩焼き、黒毛和牛の溶岩焼きなど、どれも美味しくて見た目も美しい。特に燕三条製の銅釜で新潟の新米を炊き上げた舞茸の炊き込みご飯は絶品だった。
みのやは旅館自体はもちろん、徒歩圏内に観光名所がたくさんあるのもいいところ。何といっても外せないのが、新潟随一のパワースポットである彌彦神社。創建から2400年以上の歴史を有する神社で、日本最古の万葉集にも詠われている。NHKドラマ「虎に翼」で三条支所の撮影に使用されたことでも知られているこちら。昨年から何度も訪れているが、境内に漂う静謐な空気が素晴らしくていつも感動する。
全国で唯一、村が運営する弥彦競輪場が彌彦神社のすぐ隣にあるのも面白い。
ロープウェイで弥彦山を登ると広大な越後平野を眼下に大パノラマが見渡せる。山頂には彌彦神社奥営の御神廟が建っており、背後には紺碧の日本海が広がっていた。
2024/10/22 at 21:06
あっ・・・あっ・・・
(´・ω・`).;:…(´・ω…:.;::..(´・;::: .:.;: 浄化される。
大自然の中に立つと自分がいかにちっぽけな存在か身にしてわかるのに、目の前の小さなことに囚われて一喜一憂する。
それがダメとは言いませんけれど、とらわれすぎると人しいては生物としての本質を見失ってしまうのだと感じます。まあ、もう見失ってしまっていますけれど。
ホテル?旅館?リニューアルされて確実に外国の方にも泊まりやすい作りになっていますね。こういう場所だと土足現金、布団ってイメージが強烈にあったのですが、そんなことはなかったです( ꒪ω꒪)
最近つくづく思うのですよ。
歳をとって、家族を持たず一人生きていく自分に一体何が残せるのだろうかと。自分のやっている仕事はこういう古き良き日本とは対照的なIT業界。しかも日本は世界的にみるとまだまだ過渡期。しかも田舎の零細企業なので、歴史の端にも塵にも残らない。モブにすらなれていないんじゃないかと。まあ、幸いなことにまだ体は動くのでこれから何かしら残していかないと。と思っていますけれど、果たして・・・
生きた証が欲しいわけではなく生きている実感が欲しいのです(苦笑)
2024/10/23 at 09:56
つばめさん、コメントありがとうございます。
自分も仕事がIT系なので、たまに自然に包まれるような場所に行くと大変癒されます。
何を残せるかなんて考えたこともありませんでしたが、希望があるかといえば、日々を生きていくなかで、自分の身の回りの人くらいはできるだけ健やかに過ごしてほしいと願っています。
いろんなことに追われて生きている実感はあるようなないような……。
まぁ、ゲームしているくらいなので多少は余裕があるのでしょうね。(;´∀`)